カテゴリー「仕事(術)/学習」の記事

2012年6月 3日 (日)

反響を呼んだこの一言
「使えない奴とやるより、
1人でやった方が​効率良いんだよ!」

24月末から始まった「Webマーケッター瞳 シーズン3」新シリーズへのコメントへのレスです。まずは、たくさんの皆さ​んに読んで頂きましてどうもありがとうございます。

最後の、福山のセリフ「使えない奴とやるより、1人でやった方が​効率良いんだよ!」
に対して、「あるある、そういうの」とか「わかる!」という声、​「昔の自分を見ているようでイヤだ」など、Twitterやこの​Facebookなどを通して多数コメントを頂きました。

ですので、私の意図もここで説明させて頂こうと思います。
実は、今回の瞳シリーズは、『組織の中での仕事の仕方、在り方、​影響力の及ぼし方』も裏テーマにあります。個人としては優秀でも​チームや人を率いて仕事ができない人としての設定が福山なのです​。
もうおわかりだと思いますが、彼が為す仕事の上限がもうみえてます。

『人をどれだけ巻き込んで仕事をするか、それができるかで仕事の​範囲がかわってくる(拡げることも狭めることもできる)』ことを伝えたいと思っています。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。

2010年1月28日 (木)

「人生のwhat?を見つけるセミナー」
ユダヤに学ぶ少数派が多数派を動かす方法

グロービスでクリティカルシンキングを習った先生からとても興味深いメールを頂きました。

「人生のwhat?を見つけるセミナー」ですが、今回は、「アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか(新潮文庫)」をテキストに、アメリカ、ユダヤ、民主主義の視点から、アメリカの民主主義、少数派が多数派を動かすという考え方などを学ぶようです。

全4回でそれぞれのテーマは、以下の通りです。少ない席数なので間に合うかどうかですがこんなアプローチでクリシンの実践もできるというご紹介です。

  1. ユダヤって何?
  2. 米国政治とユダヤとの関係
  3. ユダヤに学ぶ少数派が多数派を動かす方法
  4. フリーディスカッション -ユダヤから何を学ぶか?-

転送可とのことなので、この機会に先生をご紹介します。

--------------- 以下、先生のメール全文引用

pacoです。

ごぶさたしてます。
みなさん、クリシンしてますか?

昨日、クリシンOBにあって「あんまり使ってないですね」というので、「クリシンを使っていると思うのはどういうとき?」と聞いたら、「ロジックツリーとかピラミッドストラクチャを書いているときですかね」というので、あ~それは認識が違うね~という話になりました。

僕もピラミッドストラクチャやロジックツリーをいつも書いているわけではありません、というか、そんなに書きません。クリシンとは図を書くことではなくて、イシューをたててから考えたり、人の話のイシューのズレに気がついたり、指摘したり、話の因果関係があっているかつい気になったり、複数のことを理由に挙げて説明したりという、それを意識的にでも、無意識でもやっていることです。

きちんと考えようとしていたり、きちんと考えていないことに気がついたり。そういう姿勢と行動のことをクリシンというのですね。

で、クリシンを使って世の中と自分のことを考えてみようよというご案内です。

以前、水族館文庫MailNewsでご案内したので、ご存知の方もいるかもしれませんが、「人生のwhat?を見つけるセミナー(またの名を「おとなの社会科」)を来月2月にも行います。
http://www.chieichiba.net/blog/2010/01/by_pacowhat4.html

クリシンのクラスでやっている「人生のwhat?を見つけよう」という話をさらに深める内容になっています。

今回は「ユダヤとアメリカ、民主主義」というテーマで、ひとまずアメリカのこれまでの政治について勉強してい行きますが、そこから学べることは、民主主義ってこういうことだったんだ!ということとか、少数者が多数を動かす方法など、意外な知識や考え方がたくさんあります。

雑学の勉強のつもりが、意外にはまってしまったり、自分の仕事のことを見直すきっかけになるという方も多いセミナーなので、クリシン受講生の皆さんにはかなりぴったりかと思います。

少人数セミナーですが、レクチャーが多めで知識をしっかり入れましょう、という要素が多いので、そんなに敷居が高い感じではありません。意見交換はしますが、話したくない人は聞いている形なので、あまり堅苦しく考えなくてもよいかなと思います。

興味がありそうな方がいれば、転送も歓迎です。

セミナーに限らず、どこかで再会できるのを楽しみにしています。

2009年8月31日 (月)

予期せぬことを重視しなければならない
ドラッカー365の金言より

いやいや、今回のドラッカー金言は秀逸です。(正確には、8月30日の言葉なので昨日分なのですが、、)

以下は、ほぼ抜粋です。

------------------------

予期せぬことを重視しなければならない。大事なのは、うまくいったかではなく、それが予期せぬことだったかであるとした。

ドラッカーの先生といわれる製薬会社の人が、予期せぬものを利用するためのシステムを開発した。
それは、月に1回、予期せぬことを報告しあうことだった。大事なことは、うまくいったかではなくそれが予期せぬことだったか、ということ。
そして、それらの予期せぬことの意味を検討することにした。もちろん、多くは単に予期せぬものだったというに過ぎなかった。
しかし、3つか4つは多きな意味のあるものがあった。

成功の追求、特に予期せぬ成功の追求が大切である。

2009年8月12日 (水)

リッツ・カールトンが大切にする「サービスを超える瞬間」
読み始めます

Photo_2これも、帰省している間に読む予定です。2ヶ月ぐらい前に購入して以来、読もう読もうと気になりつつもまだ読んでいなかった本です。

昨日ちょうどいい「きっかけ」があり、読もう!という気になり読み始めました。

そのきっかけとは、昨日会社の全社員に宛てたCRMユニット長からのメールです。ユニット長は最近この本を読まれたらしく、オススメの旨と実際にとても感動されたと思われるエピソードの要約をかかれてました。

そのエピソードの要約紹介はこの場では省きますが、要約にも関わらず私は胸が熱くなりじーんときました。

念のためことわると、これは単なるホテルマンの感動物語ではなくホテルマンの目を通した最高の仕事をする術(わざ)、心得(こころえ)の本です。感性が試されるかもしれません。

もちろん、読み終えたら感想アップします。既に手ごたえを感じています。

2009年8月11日 (火)

予期せぬ成功を機会として受け留めよ
ドラッカー365の金言より

久しぶりに「ドラッカー365の金言」です、毎日読めそうな日にその日の分を読んでいます。

「予期せぬ成功を機会として受け留めよ」これは、昨日8月10日のドラッカーからのメッセージです。もう説明不要ですよね。

自分を振り返ると予期せぬ成功があったときに「ラッキー♪」とか、「日頃の努力が認められた!(涙)」と単純に思ってしまっていた。。。この年にしてこの楽天性はなんとかしないと。

ということで、今後予期せぬ成功に出会ったとき(なかなか出会えるものではないが)には、冷静に客観的に受け留め「機会」として評価し、その機会を創り出したものが何であるのかを突き止め事後に活かしていきたいと思った次第です。

2009年7月20日 (月)

~経営参謀が明かす~「論理思考と発想の技術」
読み始めました

Photo今日から読み始めました。

これまでグロービスの「クリティカルシンキング」、高田氏の「ロジカルプレゼンテーション」、照屋氏、岡田氏の「ロジカルシンキング」など論理思考系はいろいろ読んでみましたが、複数の人の斬り口に触れたいと思い、後氏の本書を先日買いました。

小学3年生の国語の教科書を使った論理的文章構成力の演習、起承転結を国語における文章構成力の必要な技術(?)、ポイントとして教える日本の学校教育の不用意さの指摘などいくつか興味深い斬り口がありました。

------------------ 以下は、抜粋

それぞれに言い分はあろうが、論理による意味伝達と、人の心に作用する情緒の世界とは、存在の意義や趣を異にするというべきであろうか。

--------------- 抜粋、ここまで

上記を抜粋したのは、常日ごろから、社会、会社、組織など複数の人々に動いてもらう場合は、論理だけでは人は動かない正しい論理であることがまずは絶対条件、そして、そこに人の心に作用する情緒訴求が欠かせない、と感じていたからです。論理と情緒は、存在意義が全く異なるため、相互に補完しあう関係ではないか、というのが今のところの私の結論的自論です。

2009年7月15日 (水)

「ドラッカー365の金言」より
予期せぬ失敗は、顧客の認識や価値観の変化

うーむ、まさしくドラッカーの言葉は「聖書」の域にきているのではないか、と思う。

今日の日付以外の6月1日のパラフラフに遡って読んでみた。

  • 知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。自らを最大の貢献を行える場所に位置づけ、自らを成長させなければならない。

  • 自らをマネジメントするときは、自らが何者であるか、自らの強みは何か、成果をあげるにはどう働くか、自らにとって価値あることは何か、自らが得るべきところはどこかを知らなければならない。

ちなみに、今日7月14日のは、

  • 予期せぬ失敗はイノベーションの機会の兆候を受けとめよ。特に、緻密に計画、設計し、実行したものが予期せぬ失敗をした場合は、その失敗が環境やビジネスの機会の変化を表していることがある。予期せぬ失敗は、顧客の認識や価値観の変化を示す。

  • フォード社はエドセルの失敗によって、自動車市場がもはや所得によるセグメント化からライフスタイルに合うクルマ選びに変わったことを知った。

これが原書ですんなり読めれば何の問題も無いのですが、、、

2009年7月13日 (月)

再びドラッカー
The Daily Drucker
ドラッカー365の金言

The_daily_drucker_2 以前、グロービスの同窓会のときに同窓生からこの本を勧められてからずっと気になっていてやっと買いました。偉大なドラッカー師匠の言葉が体系立てて1日1ページ構成でまとめれています。そして、1年毎日365日かけて読むというものです。

365 初日が7月9日だったので7月9日のページから読み始めました。

が、、、英語はさすがに難しいですね。1日1ページなら私の英語力でもついていけるとタカをくくっていました。で、急遽日本語版を購入。読み方を「今日の日付のページの日本語版を先に読む→次に今日の日付のページの英語版を読む」に変更することにしました。

きっと毎日は続けられないと思うのでできる日にやっていこうと気長に考えています。あとは、いつも通り「これぞ」と思うメッセージに出会ったら、都度この場に残しておこうと思っています。

※写真は、それぞれ英語版、日本語版。

2009年4月18日 (土)

「白いネコは何をくれた?」
ドラッカーからの学びとの融合!

この本、得るコトがたくさんあったのですが、おそらく私に固有だと思われる感想と活用の仕方について書きます。

私はP・ドラッカーの考えや教えが好きです。そして、事あるごとに思い出している彼の本に出てくる言葉があります。

それは、「自分は何によって憶えられたいか」です。

これは、ドラッカーが13歳のとき、非常に優れた宗教の先生がいて、その先生が教室の中を歩きながら「何によって憶えられたいかね」とドラッカーはじめ生徒たちに尋ねたという話です。

そのとき生徒たちは誰も答えられなかったが、その先生は笑いながらこう言ったそうです。「今、答えられるとは思っていない。でも、50歳になっても答えられないようなら、人生を無駄にしたようなものだよ」と。

この質問によってドラッカーは人生が変わったらしく「今でも(当時70歳過ぎ)私はこのフリーグラー牧師の『何によって憶えられたいか』を自分に問い続けている。これは自らの成長を促す問いである」と著書に記していました。

そして、私はこの「何によって憶えられたいか」の話に非常に感銘を受けて、折に触れ自分を見つめ直す、ということをやっていました。でも、「納得のいくうまいやり方」が無かったのです。

そんな矢先、佐藤先生のこの「白いネコ・・」を読んだら、この本に、私が探し求めていた「納得のいくやり方」が書いてあった、というワケなんです。

自分はどの業界、会社、分野、職業の中で、どんな武器を持って戦っているのか、そしてその「戦略」が正しいのか、合っているのか。
自分の成功の要因を握る人たち、社内、特定業界内、などに対して自分は何を伝えて、どう振る舞うか。

これを、自分BASiCSで整理し、定期的に見直しをすれば、「何によって憶えられたくて生きているのか、そしてそれが達成できるように日々行動しているのか」を論理的に整理して評価できる、ということがわかりました。

私としては大発見です。

とてもシンプルですが、本気で実行するのもなかなか難しいと思います。でも、やらないままでいると、明日は今日と同じ、来年は今年と同じ、10年後も今と同じ、という考えただけで恐ろしい未来が待っているのです。

ということで、私はこの「白いネコ・・」から、仕事に生かすマーケティング戦略を得たことも大事なんですが、自分マーケティング戦略を頑張る、いや頑張るための具体的なやり方をゲット!したことがより重要な体験でした。

佐藤先生、ありがとうございました!

2009年4月17日 (金)

「白いネコは何をくれた?」
ずばり、楽しくて有意義な人生!!です

白いネコがくれたもの、
ずばり、「楽しくて有意義な人生にするために今から使える知恵とその手法」です。
マーケティングに携わる人間に必要なスキルという上っ面なものだけでなく、「いかに生きるかの知恵と技術」です。

本当にマーケティングの本質をわかっている人は自分の人生もマーケティングしています。

要は、自分はどの業界、会社、分野、職業の中で、どんな武器を持って戦っているのか、そしてその「戦略」が正しいのか、合っているのか、そしてそれは時間の経過によってどう変化していっているのかを知っているのです。

正しく知っているから、周囲(自分の成功の要因を握る人たち、社内、特定業界内、などいろいろ。人によって違う)に対して自分は何を伝えて、どう振る舞うかがわかり、実際に行動ができるわけです。つまり、「戦術」がすぐに実行できます。

だから、結果が出せる、と。マーケティングの仕事も全く同じです。

とてもシンプルですが、本気で実行するのもなかなか難しいと思います。でも!やらなければ、明日は今日と同じ、来年は今年と同じ、10年後も同じです。考えただけで恐ろしいです。

ということで、私は仕事としてのマーケティングも大事なんですが、自分マーケティングを頑張ろうと思います。