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2012年6月11日 (月)

『ハーバードビジネスレビュー創刊35周年記念セミナー』
登壇御礼と報告:グローバルマーケ(3/3)

Photo_2そして、第3部は、『グローバル・マーケティングの最前線』です。

P&G バイスプレジデント 野上麻理氏、 GEヘルスケア・ジャパン 超音波本部長 多田荘一郎氏、日本IBM 戦略コンサルティング パートナー 浅野智也氏が登壇されて、非常に興味深い議論が展開されました。

グローバルというと、海外進出、輸出業、海外企業とM&Aのようなイメージが一般的ですが、今回はいい意味で期待を裏切られる議論の展開がありました。

例えば、「より日本人であること、日本企業であることを意識すること」。お三方とも外資系の日本法人の方なので、私たち生まれ育ちも日本の企業よりも、目線として海外をよく見られているのではと思っていました。ところが、全くその逆で外資の中での日本法人だからこそ、「日本人の好みや特性」「日本市場の特徴」を正確に捉え、HQに対して「主張」する必要があるのだと知りました。

例えば、P&Gの野上さんのお話しにあった、「日本人は強い香りが嫌い」という事実に対してP&GのHQから「japanese different(日本人は違う、日本市場は違うと、いつもいつも日本は違うんだと言ってくる)」と言われ続けることでより日本市場であること、日本企業であること、日本人であることを強く意識するそうです。
私には無い視点だったので、目からウロコでした。

また、最近聞くようになった『リバースイノベーション』。
これも、自分の職環境からはほぼ発生しないイノベーションなので、新鮮かつ誇らしいものでした。
外資系企業のHQのラインナップには元々無かった製品やサービスであり、海外進出した先の国の市場や顧客のニーズから発生した新製品・サービスがのことで、かつそれがHQ側に逆流して正式に製品化・サービスインされること。

また、P&G野上さんの事例の引用になりますが、あの「ファブリーズ」(写真:これは米国ファブリーズ。洗濯機から飛び出してきているものがその国で「洗いたいけど洗えないものの」)がその代表格だそうです。GEヘルスケア多田さんからは、日本、アジアで圧倒的に多い(この事実を知りませんでした)「肝臓疾患の超音波検査器具」がその事例として出されました。

日本IBM浅野氏の、HQとローカルのマーケティング組織がミラー構造になっており、ローカルの各チームは、各地域のマネジメントだけでなくHQの同一機能をもつ組織にもレポートを実施しているという話。自分がイメージしている通りのIBMの中央集権的なガバナンスの効かせ方であると、再認識しました。

最後の方から会場の質問により、グローバルリーダーシップのタレントの話にも及び大盛況に終わりました。

大変有意義な1日でした、どうも有難うございました。

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