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2012年1月24日 (火)

これは、もはや白熱教室!?
リーダーに求められる有事の"しびれる意思決定"(1/3)

_1 「リーダーに求められる、有事の"しびれる意思決定"」というしびれるタイトルのセミナーに昨日参加しました。
これは、もはやセミナーという生ぬるいものではなく、マイケル・サンデル教授のハーバード白熱教室を彷彿とさせるものでした。
(正確には、2012年1月23日開催された、グロービス経営大学院の本科生・卒業生限定:特別セミナー)

講師である、経営コンサルティング会社「経営共創基盤」の代表の冨山氏は、岩手、福島のバス会社の事業再構築に関わっておられます。
奇しくも昨年3月11日の東日本大震災で、被災しつつも地元経済の復興にも協力する立場となってしまった企業のリーダーとして、昨年は活動されていたわけです。

昨日の「白熱教室」は、冨山氏のこの約1年の生々しくも貴重な体験を元に行われました。

「いま、3月11日(震災の起こった日)です。東北で地震が起こりました。あなたは、リーダーで東京にいます、地元のバス会社に対してどんな指示を出しますか」
この質問から始まりました。

次々と受講生が手を挙げて答え、その答えに対して冨山氏の鋭い突っ込みの応酬が繰り返され、最後に、実際に冨山氏がどうしたのか、種明かしをするという流れで、このあと質問はどんどんシリアスにヘビーになっていきました。

次の質問です。
「いまは、3月11日の夜9時30分。原発の状況が危機的となり早急に近隣住民を避難させなくてはならず、政府からバスを出して住民避難輸送の協力をして欲しいという要請がきました。依然として、原発は予断を許さない危機的な状況です。いま、メルトダウンするかもしれません。あなたがリーダーならその要請に応じますか?

参加者の意見は、真っ二つに分かれました。

「引き受ける」「引き受けない」、理由はそれぞれにあります。

公共的責任、人として、引き受ける。引き受けなかったら一生後悔する。それは、単なる格好つけ、自己満足、エゴでは?運転する社員の命の保証はどうする?という突っ込み。
安全の保証が無いから引き受けない。それで、地元の企業として、今後やっていけるのか?地元にはたくさんの知り合いもいるでしょう?

「それでは、引き受ける場合、運転手はどうやって選びますか?」間髪入れずに、この問いがきました。(2/3へ続く)

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