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2011年10月12日 (水)

「小倉昌男 経営学」(2-2)熱い!経営者魂
「クロネコヤマトの『宅急便』」の誕生と拡充

3いくつかの障壁があった「宅急便」ですが、営業開始後は順調に売り上げが伸びて、最初の5年間は倍々成長でした。

というのは素人目線で、小倉氏は、全国的に国民全てにサービスを届けるには現在のサービス網ではまだまだ不十分で(参考:営業から約5年後で面積カバー31%、人口カバー78%)、達成のためには運輸省といずれ戦う日が来ることを覚悟し、その対決に着々と備えていました。

最終的に全国サービスを実現させるまでに(面積カバー99.5%、人口カバー99.9%)、東北、九州など地域が分かれますが、運輸省に申請して認可が下りるまで5年から6年もかかっていました。果てしない期間ですね。

この長い5年~6年という長い年月について、氏は運輸省と運輸官僚の誠意の無さに対して心の底からの怒りと憤りをこの本の中で露わにされています。実に人間的で好感が持てると思いました。

以下、抜粋です。

「規制行政が既に時代遅れになっていることすら認識できない運輸省の役人の頭の悪さには呆れるばかりだったが、何より申請書類を5年も6年も放っておいて心が痛まないことのほうが許せなかった。与えられた仕事に最善を尽くすのが職業倫理ではないか。倫理観のひとかけらもない運輸省など無い方がいいのである。」

とはいえ、氏は確実に国とも正当にわたり合い、自社の成長とお客さまの満足を実現させていきました。ビジョナリーな経営者だとつくづく思います。

そして、さあ、いよいよクライマックスを向かえます。

※写真は、第8章です。私が特に好きな章です。

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