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2011年1月11日 (火)

「意思決定の思考技術 」
意思決定の「テクニック」はこれだ!

先の記事で、紹介しました「意思決定を歪めてしまう、いくつかの罠」とその「テクニック(対処方法)」についてまとめます。

部分的に、抜粋、サマりました。

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『アンカリングの罠』:

第一印象や最初のデータ、先に言われたことなどに引っ張られること。一般的に言われる代表例としては、過去実績である。アンカリングを完璧に排除することはほぼ不可能、会計士、銀行家、弁護士といったプロフェッショナルもその影響から逃れることは出来ないといわれている。
しかし、その影響を軽減することはできる。

<< テクニック >>

  1. 常に問題を別の選択肢から眺めてみる。最初に浮かんだ解決策に固執しない。
  2. 他人の考えがアンカーとなるのを防ぐために、相談する話す前に、自分なりの考えをまとめておく
  3. 心をオープンにして、なじみの無い解決策にも目がいくようにする。
  4. 相談相手には、あまり多くの情報を与えずに相談する。多くを語りすぎると、自分の先入観がそのまま跳ね返ってくることになる
  5. 交渉の場では特に注意。交渉相手の最初の提案がアンカーにならないように、始まる前に自分の立場をよく考えておくむしろ、自分に有利になるようにアンカーを使えないか予め考えておく。

『現状主義の罠』:

現状のままでよしとする、「現状主義」の落とし穴にはまってしまう原因は、心の奥底にある。つまり、ダメージから自分を守りたいという防衛本能である

現状を打破するということは、行動を起こすことであり、行動を起こすことは責任を伴い、批判に身をさらすことにもなり、時には後悔することにもなりかねない。
現状を維持することは、心理的にひどく追い詰められることもないし、多くの場合、無難な策をとったことを意味する。
(ただし、現状維持が優れている場合もある。)

しかしながら、この「現状主義」の落とし穴から逃れる方法はある。

<< テクニック >>

  1. 目標を明確におく、現状のままで目標達成ができなければ現状をかえることを選択する。
  2. 現状だけが最適解と思わず、常に他の選択肢が無いか考えておく。
  3. 現状変革に伴う労力やコストを、過大に見積もらない。
  4. 時間の経過により、現状の価値が変化することを留意しておく。未来にどうなっているのかを考慮しておく。

その他、

『埋没原価の罠』:過去の誤った判断を振り返らない、隠すことを前提とした意思決定を行ってしまうこと。

『ご都合主義の罠』:当事者にとって都合のよい仮説に基づいて、意思決定に導いてしまうこと。

『フレーミングの罠』:同じ事象にも関わらず、表現の仕方(ポジティブかネガティブかor数字の引用)に意思決定が引っ張られれてしまうこと。

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結構、日常でよくあるケースですね。

それから、『自信過剰の罠』『安全第一主義の罠』『偏った記憶の罠』などもありましたが、これらは、ほぼタイトルから推測するとおりなので省略します。

意識して、訓練して身に付けましょう!

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