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2011年1月17日 (月)

「M&A新世紀」読書中
投資銀行が無くなったという誤解について

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普段身近に感じることの無い「投資銀行」ですが、2008年9月のリーマンショックのときはさすがに驚きました。

これによって、旧投資銀行は、業態の変更を余儀なくされ、商業銀行と同じ法的ステータスとなり、FRB(米国中央銀行)の規制下に置かれることになったのです。

ここだけ読むと投資銀行が無くなってしまったかのようです。私自身も、その後結局どうなったのかがあやふやだったのですが、本書に端的に纏められていました。

実際は、今日でも従来と同じ企業や国家に対して

  ・「資金調達のアドバイス」

  ・「M&Aのアドバイス」

  ・「債権や株式の引き受けや販売」

などの投資銀行業務(注意:投資銀行は、「投資」や「銀行」業務を行うのでは無い)を行っているそうです。外見は変わっても、中身はこれまでとあまり変わっていないということです。

2008年の件で、確かに投資銀行の存在は薄れてしまったかもしれませんが、無くなったわけではなく、以下のようになっています。(ご存知、リーマンは破綻ですが)

<その後の5大投資銀行>

メリルリンチ ⇒ バンク・オブ・アメリカが買収

ゴールドマン・サックス ⇒ 銀行持ち株会社へ、業態を変更して存続

モルガン・スタンレー ⇒ 銀行持ち株会社へ、業態を変更して存続

ベアー・スターンズ ⇒ JPモルガンが買収

リーマン・ブラザーズ ⇒ 破綻(北米投資銀行業務を、英国のバークレイズが1800億円で買収.。欧州、アジア、中東、パシフィックを野村證券が買収

<その他の投資銀行>

ラザード ⇒ 存続

次は何かと噂の、投資銀行の報酬の仕組みについて。

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