知らないとヤバイ!
クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?
「知らないとヤバイ! クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?」これ、長いですが、「知らないとヤバい!」は、なんとなく、私が付け足したようですがそうではありません。
全て本のタイトルです。
最近買いました。進化し続けるIT事情に着いていくのがしんどい今日この頃、こんな本が欲しかった!という感じです。
いい意味で、予想と異なる本でした。
買ったら腰据えて読まないといけないかなと、やや覚悟をして買ったわけですが(私は、本に対しては真面目なのでww)、手にしてみたら気軽(過ぎるぐらいに)に読める本とわかりました。
届いて早々、全体をパラパラとめくり構成を確認、目次に目を通して内容を確認。大きく以下のように2部構成になってますが、ページ数のほとんどが第1部で構成されてます。
第1部、「クラウド」「アンドロイド」「スマートフォン」に始まり、途中、「アメーバピグ」「フリーミアム」「ガラパゴス」、そして、「電子マネー」、弊社の「Tポイント」と続きます。
既に、気になる用語のところだけ読むスタイルで、使ってます。「使う」と表現したのには、理由があって、或る意味、個人的には読むという感覚よりも、調べる、確認する、という用語辞典のような使い方の方がしっくりきているからです。
でも、単なる用語辞典ではありません。勿論、定義や意味合いの記述があり、そこに筆者の解釈のoutputが加わります。ま、その解釈のoutputに価値があるのだと思います。単に意味を知るだけなら、ネットで調べればいいだけですから。
第2部は、「読むビジネスセミナー」と称して、プラットフォームの仕掛けについてテーマが4つほど、「非連続なイノベーションの見極め方」というタイトルに惹かれたので、先にこれだけ読みました。
タイトルに惹かれたのは、文学的叙情性を感じるタイトルから、どんな内容なのか全く想像がつかなかったからです。まるで「非連続なイノベーションの憂鬱」、とでも称した小説でもありそうな印象です。(調べましたが、ありませんでした)
横にそれてしまいましたが、読んでみての感想は、「難しい」ということです。何が難しいかと言うと、世の中の価値観を変えてしまうぐらいの革新的な、技術やサービスを生み出す価値も大義も実に大きく、トライする価値はあるけれど、リスクを負って事業化させるのは簡単なことではない。それを、再認識したことです。
マーケティング・技術・ファイナンスの3軸をコアに経営を学んでいる自分にとっては、課題を再認識するにのに大いに役に立ったと思います。
暫くの間、バッグにいつも入れておきたい本です。
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