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2010年11月27日 (土)

時代を超えて「三井高利」

原稿書きの参考にと、江戸時代の経営やマーケティングの考え方をいろいろと調べているなかで、「三井高利」の商才の普遍性にあらためて驚愕しました。

現代では何ら珍しくない、商売の考え方ですが、当時の反物は1反単位、その反物を顧客が必要とする量に合わせて、切り売りする新商法、このやり方を導入して自分の呉服屋である「越後屋」を大繁盛させました。

また、ツケではなく(当時は、ツケで買うのが一般的)現金購入を取り入れて安く提供する商法。ツケによる踏み倒しのリスクを回避して、安く商品を提供することも当時としては、全く新しい考え方で同業者にも多大な影響を与えたそうです。

いずれも顧客目線のアプローチです。

以下は、高利が子孫のために残したと言われる家訓ですが、全く色褪せていません。

一、単木は折れやすく、林木は折れ難し。汝等相協戮輯睦(きょうりくしゅうぼく)して家運の鞏固を図れ。

二、各家の営業より生ずる総収入は必ず一定の積み立て金を引去りたる後、はじめてこれを各家に分配すべし。

三、各家の内より一人の年長者を挙げ、老八分としてこれを全体の総理たらしめ、各家主はこの命にしたがうべし。

四、同族は、決して相争う事勿れ。

五、固く奢侈を禁ず。

六、名将の下に弱卒なし、賢者能者を登用するに意を用いよ。下に不平怨嗟の声なからしむる様注意すべし。

七、主は凡て一家の事、上下大小の区別無く、これに通暁する事に心掛けるべし。

八、同族の小児は一定の年限内に於いては、番頭、手代の下に労役せしめ、決して主人たるの待遇をなさしめざるべし。

九、商売は見切り時の大切なるを覚悟すべし。

十、長崎に出でて、夷国と商売取引すべし。

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