「インセプション」があまりに面白い
監督の知的冒険心が随所に、
新しいインテリアプローチの映画!
先週末見た「インセプション」が予想以上に、面白かったです。映画を見ている間も、見終わったあとも静かに興奮していました。
新しい「発想」に触れたときの感動です。
さて、何が面白かったのでしょうか?思いつくことを箇条書きにしてみたら、案外自分の考えがまとまりすっきりしました。
- 「映画はやっぱり脚本、アプローチとして新しくとにかく面白い」
- 「監督がクリストファー・ノーラン、あのメメントの!(やはり、と唸る)」
- 「他人の夢を支配する、などサイエンスで実現できそうな感じがしてしまう」
- 「夢を共有し、アイディアを盗むのは簡単だが、植え付けは難しい。という概念」
- 「夢を支配し、他人を支配する、という新しい悪巧み」
- 「夢と現実の識別のためのメタファーとしての、コマの存在の小技感」
- 「夢の階層と時間の概念の考え方が、話のロジック、展開として重要なこと」
この在りそうで在り得なさそうなサイエンスなアプローチの脚本は、グイグイ引き込まれてしまいます。
監督のクリストファー・ノーランは、あの「メメント」の監督でもあり、発想、着眼点、構成など随所に知的な冒険心を感じ取ることができます。
(初めて「メメント」を見たときに、こんな発想を映画にしてしまうなんて、と少しだけ呆れて、非常に驚き感動したことを思い出しました。)
あとは、
- 渡辺謙が格好よかったこと、彼の老いぼれた特殊メイクにショックを受けたこと。
- ディカプリオにいい感じのオッサンらしさが出てきたなあ、とか。
- CGって年々凄くなるなあ。
- スペシャルサンクスにJR東海と書いてあって、「おっ」と思ったことなどなど。
いやー、もう1回見たい映画です。細かいところも確認もしたいです。
建物とか山とかいろいろな空間が出てくるので、映画館の大きなスクリーンでそれを感じられたこともよかったと思います。
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