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2010年4月17日 (土)

7人の大罪人に与えられる罰の完全断行
あらためて「セブン」に魅せられました

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TSUTAYAの旧作100円レンタルで「セブン」を借りて約15年ぶりに見ました。ブラピとモーガン・フリーマンが出ている96年日本公開のあの有名な映画です。

「7つの大罪(大食、強欲、怠惰、肉欲、高慢、嫉妬、憤怒)」ひとつひとつを見ている者に説教しているかのように演出する展開に、次はどうなってしまうのか?と思わず引き込まれてしまっていました。実は、衝撃のラスト以外結構忘れてしまっていました、、ネタばれになるのであまり言えませんが、7つの大罪の完結のさせ方が皮肉で冷酷で完全無欠で、正直言って救いが無く後味が悪いのです。でも、それがゆえによく練られた脚本なんだなと思いました。

また、、、なかなかにリアルで残酷なシーンの連続になんとも嫌悪感も覚えるのですが、そこは映像のセンスのよさで完璧にカバーされていました。残酷なシーンは美しく仕上げることで芸術に近くなるのでしょうね。

あらためてこの映画、映像表現のセンスのよさも見どころかと思います。どのシーンを静止画にしてもポートレートになり得そうな完成度の高い美しさです。調べてみたら、「銀残し」という現像手法を用いていてコントラストの強い映像に仕上げているそうです。妙に心に残る印象的な映像にはこのような理由があったということです。また、重要なシーンでの緑と赤の色の出方も非常に綺麗でした。

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それから、出演者で忘れてならないのがケヴィン・スペーシー。同じ96年公開のユージャル・サスペクツでも印象に残る存在感を残す彼ですが、この2つの作品が彼の出世作と言われるのも納得です。

いやー、セブン面白いですね。今夜もまた見ようかな。。

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