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2009年7月12日 (日)

「ヤバい経済学」ざっくり読了
情報の非対象性が企業をダメにする

並行してい読んでいる本が複数あるのでざっくりと関心の強いところだけを拾い読みした。その中から記憶に強く残っているキーワードを選んだ。

この本では元々「情報の非対象性と不動産屋の不正の相関の話」をしているが、私は不動産屋との関係よりも、「企業の利益(コスト含む)」と「企業内の情報の非対象性」の相関に強い関心があるのでそこにフォーカスすることにした。

Photo まずは、言葉の解説から。

  • 「情報の非対象性」:                                                                         
    情報の非対称性とは、複数の当事者間で、保持する情報量に格差がある状態のこと。                    
    経済学者のアカロフが最初に用いた用語。例えば、市場における情報が市場参加者に等しく共有されているわけではないこと、また、企業経営において経営者と株主が事業上の情報を完全に共有しているわけではないこと、などの状況が例としてあげられる。
    情報の非対称性は取引における不公正を生じさせ、社会的なコストとなりうることからこれを排除する方向で努力されているが、本質的に解消されうる問題ではない。
    金融商品取引法(旧証券取引法)上の適時開示はこれを重要な情報に限っては解消したいとする制度。(出典:「exBuzzwords~実務家のための専門知識・情報サイト」)

ネットが世に登場してから掲示板、SNS、などを総称するCGMの台頭によって企業と消費者の情報の非対称性は素晴らしく是正されたと思います。

その一方で私が気になっているのは「企業内における情報の非対称性」です。

当然ながら、経営レベルが持っている情報を全社員が知る必要は無いですが、限定された社員だけがその情報を持っていて他の社員がもっていないことから生じる情報共有の手間やアウトプットの質のばらつきなど企業が支払っているコストも甚大なのではないか、と。

(写真はアメリカの大経済学者アカロフ、ノーベル経済学賞受賞者でもある)

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